立山博物館では、国の認定を受けた文化観光拠点計画の一つとして、この度、展示館2階の常設展示をリニューアルしました。
これまでの展示内容を踏まえ、より分かりやすくなったリニューアルのポイントは次のとおりです。
2階展示室の入口にフロア案内を設置

これから何を見ることができるのか、本を開くように期待がふくらむ
7つある展示ゾーンごとのサインを刷新し、観覧しやすいよう再配置

どこに区切りがあるのか分かりやすく
展示のストーリーを追いかけやすいよう展示資料の配置を変更


左:石仏をケースを新設して移動(立山登拝との関わりが分かりやすく)
右:近代以降の立山の動向についてより分かりやすくパネルで紹介
新たに、登山案内図の版木(国指定重要有形民俗文化財)を展示

デジタルサイネージによる解説とともに
「立山開山伝説」「立山地獄」「立山参詣道」の3つについてデジタルサイネージによる解説を設置

「立山信仰」の根幹を成す3つの要素を紹介、「立山開山伝説」サイネージでは、ナレーション入りの紙芝居形式で物語をご覧いただけます
光る解説パネル(導光板)を導入し、見やすさと演出効果を両立


左:立山山中に地獄あり
右:女人救済の山へ
展示内容をより深く理解できるよう解説を充実
なるほど!と思っていただけるように
インバウンド向けに、多言語(英語)併記に
異なる文化圏の人々にも分かりやすく伝わりやすい文章で
ケースの照明を改良するなど、鑑賞環境を改善
展示内容にあわせて色味や明るさを細かく調整、なかでもジオラマは臨場感がアップ