自然と人間のかかわり方を学べる「展示館」、臨場感あふれる大型スクリーンで映像作品をご覧いただける「遙望館」、立山曼荼羅の世界を五感で体験できる「まんだら遊苑」など、数ある立山博物館の施設をたっぷり時間をかけて巡るコースです。また、雨天時は雨具のご準備を推奨いたします。移動距離が長いので、体力のある方におすすめです。

  • 所要時間:40分

    有料

    展示館

    1階に受付とミュージアムショップ、企画展示室、映像コーナーなどが、3階と2階には常設展示室があります。
    2つの常設展示室では、「立山の人間と自然とのかかわり方」を紹介しており、企画展示室では年2回、特別企画展を開催しています。余裕があれば、すぐそばの教算坊や山岳集古未来館に立ち寄ると、より立山の文化や歴史について理解が深まります。

    徒歩すぐ

  • 所要時間:30分

    雄山神社

    雄山神社は、祈願殿を中心にして立山大宮、若宮、その他の社殿があり、社殿を取り囲む地域には、樹幹が周囲2m以上の立山杉が林立しています。
    開山堂に安置されている木造慈興上人坐像(国重文)は、立山を開き、後に慈興上人となった佐伯有頼の83歳の姿といわれています。

    徒歩5分

  • 所要時間:30分

    無料

    教算坊

    かつての芦峅寺集落にあった33宿坊のひとつで、参詣者登拝の拠点となった施設です。ここでは、宿泊のみならず宗教的儀式、さらには登拝案内なども行っていました。当時の登拝者が感じとった雰囲気に浸ることができます。
    また敷地内の庭園は、「とやまの名勝」に選定されていて、縁側でくつろぎながら季節を感じることができます。

    徒歩すぐ

  • 所要時間:15分

    無料

    山岳集古未来館

    山岳文化に係わる資料を収蔵展示し、歴史的に形成された芦峅寺の山岳文化や、明治以降の立山・黒部をはじめとする日本の登山史・登山文化を紹介しています。

    徒歩10分

  • 所要時間:20分

    閻魔堂と明念坂

    うば堂と並んで芦峅寺集落の中心となった施設で、鎌倉期の閻魔王坐像をはじめ20体以上の木彫仏が安置されています富山県指定有形民俗文化財)。また、閻魔堂の周辺及び布橋に至る明念坂には、多くの石造物が立ち並んでいます。

    徒歩すぐ

  • 所要時間:15分

    布橋

    芦峅寺閻魔堂を下りた所に姥谷川があります。
    この姥谷川を境に手前をこの両岸に架かる橋を「天の浮橋」(「布橋」)といいました。閻魔堂とうば堂・布橋を利用して布橋灌頂会の法要が執行されました。

    徒歩10分

    ランチタイム(目安時間:90分)

    多目的広場

    お天気が良ければ、芝生の広がる小径を歩き、散策を楽しむことができます。また、広場にはうば堂の礎石が散りばめられいます。
    近隣に飲食店がありますので、ご予定に合わせてご移動ください。

    徒歩10分

  • 所要時間:40分

    有料

    遙望館

    遙望館はかつての布橋灌頂会の儀式が行われたうば堂跡地周辺に建ち、体験型映像ホールの役割を担っています。ここでは大型3面マルチスクリーンと音響装置によって観覧者に臨場感あふれる立山の自然と立山曼荼羅の世界を疑似体験していただけます。上映作品は、立山信仰をわかりやすく紹介している「新立山曼荼羅絵図」と、立山の自然を紹介している「立山1990」の2本です。

    上映時間は10時・11時・13時・14時・15時からで、各回とも2本を連続上映します。上映時間は約40分です。

    冬季(11月~3月)は一部演出が異なります。ご了承ください。

    徒歩10分

  • 所要時間:60分

    有料

    まんだら遊苑

    「立山曼荼羅」にいう地獄の世界を表現した「地界」、立山登拝路を表現した「陽の道」、立山浄土を表現した「天界」、布橋灌頂会の籠りの儀式を表現した「闇の道」の4つから構成されており、一つ一つ、造形・音・光り・香りなどによって置き換え、来訪者の想像力に呼びかけ、感覚的に立山信仰の世界を体感してもらえる施設です。

    まんだら遊苑は冬季(12月~3月)休苑します。

    徒歩すぐ

  • 所要時間:10分

    無料

    かもしか園

    かもしか園は、昭和40(1965)年に、国の特別天然記念物ニホンカモシカの保護と増殖のために設置された施設です。このゾーン一帯は、コナラなどの樹木が繁り、様々な昆虫や鳥が棲息する二次林が残されています。

    徒歩すぐ

  • 所要時間:10分

    無料

    旧有馬家住宅

    立山町の豪農の家屋で、18世紀終わり頃に建てられたものです。入母屋造りの両角屋で、釘は一切使用せず、すべてほぞ組で造られています。(立山町指定文化財)

    徒歩5分

  • 所要時間:5分

    無料

    旧嶋家住宅

    かつて飛騨街道、猪谷関所近くの細入村片掛にあり、18世紀頃の建築といわれています。昭和46年(1971)に現在の場所に移築されました。(国指定重要文化財)

    徒歩すぐ

  • 所要時間:10分

    無料

    善道坊

    立山信仰の拠点芦峅寺の旧宿坊で、19世紀中頃に建てられました。平成21年(2009)に上映された「劔岳 点の記」のロケ地として使用されました。

    善道坊から展示館まで、徒歩15~20分です。

展示館・遙望館・まんだら遊苑の3施設セット券もあります。
詳しくはご利用案内をご覧ください。